■ ID
| 1802 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 河川の滞留区間における藻類の発生状況と汚濁影響に関する研究
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■ 著者
| 柿本貴志
埼玉県環境科学国際センター 池田和弘
埼玉県環境科学国際センター 渡邊圭司
埼玉県環境科学国際センター 見島伊織
埼玉県環境科学国際センター 高橋基之
埼玉県環境科学国際センター 木幡邦男
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2014 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第48回日本水環境学会年会、平成26年3月17日 |
■ 抄録・要旨
| 埼玉県内の河川では、藻類に起因する問題が発生することが多い。しかしそれら水域における藻類の発生状況や汚濁影響に関するデータが十分に存在しないため、本研究では夏期に滞留区間が形成される市野川下流域を対象として、現況把握と有機汚濁に対する影響を把握することを目的に調査を行った。その結果、堰によって滞留区間が形成される夏期に藻類濃度が急上昇すること、藻類濃度が上昇した区間において、C-BODも上昇し、その大部分は懸濁態成分に由来すること、滞留区間において増加するVSSの大半は藻類由来と推定された。以上より、数kmの滞留区間でさえ、藻類濃度を爆発的に増加させるには十分な水質・水理条件であり、河川の自濁を引き起こしていたことが明らかになった。
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